MONO 語り zero / Infinity
MONO がたり のはじまりは... 空間の歪みのなかに、
それらを封じ込めた時からはじまった。
180度の人生転換など、そうそうありはしない筈が
それは、まるでトールハンマーが振り下ろされたように
ぼくと、彼女の頭上に堕ちて来た。
彼女のいう『おでこ通信』を、初めて行ったときに
彼女は、ぼくのブレインという暗幕に映し出された
この世ではみかけない、いくつかの記号らしい形を
見いだした。
カミもペンも用意していないという、
とんまでお間抜けな試み の始まりは、焦りとともに、
未知の領域をかいま見た秘密の儀式 のようで、
ぼくは興奮を隠しきれなかった。
ぼくのブレインの暗幕は、まるでちぃさな宇宙空間
のように 遠近感がはっきりしていて、3Dの映画を
みているようだと 彼女は言ったのだった。
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